三国の残照  【三国志演義】

はじめに

 正史『三国志』をベースとして小説形式に再構成し、各所で大胆なアレンジを加えた『三国志演義』。発表から現在に至るまで超ロングセラーを続ける名作で、同時に諸葛孔明というヒーローを広く巷間に知らしめました。
 その英傑・孔明の死に伴って物語も終幕に向かいますが、死後も三国時代は続いており、ストーリーにはまだ続きがあります。

 ここは三国の行く末には興味があるものの、小説を読むほど深入りする気は無い。でもどんな話なのか知りたい。そんな方のために、さらっと結末に触れるネタバレな場所です。
 もしまだ小説を読んでおらず、いつかは読んでみようという意思のある方は即座に退避して下さい。

目次

T.正史と小説
U.それからの蜀
 1.臥龍天に帰り、蒋費蜀漢を後継す
 2.姜維北伐を断行し、中央の腐敗進む
V.三国の終焉
 1.成都陥落し、蜀漢滅亡す
 2.曹魏帝退き、西晋興る
 3.東呉滅び、中原の統一成る
 4.群星隠れ、三国時代終る
W.あの人達のその後

初稿:2008.04.29


参考文献

  • 村上知行訳『完訳 三国志(一)』角川文庫 1990年4月
  • 村上知行訳『完訳 三国志(二)』角川文庫 1990年4月
  • 村上知行訳『完訳 三国志(三)』角川文庫 1990年4月
  • 村上知行訳『完訳 三国志(四)』角川文庫 1990年5月
  • 村上知行訳『完訳 三国志(五)』角川文庫 1990年5月